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list 「好きです」

viploader428027.jpg




112 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:02:18.63 ID:sFIZLkBMO
A子「男くん…付き合ってください」

男「…わりぃ、今は彼女とかいらないから」

A子「で、でも、そんなこと言いながら女ちゃんと……」

男「あー、あいつ?違うって。俺帰るわ、じゃあな」


女「あ、男くん!好きです、一緒に帰ろ」

男「あー、うん。」




116 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:05:45.21 ID:sFIZLkBMO
女「じゃあ私こっちだから。バイバイ、好きだよ」

男「ん、じゃあな」


A子「……やっぱり付き合ってるじゃない………」



120 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:09:20.43 ID:sFIZLkBMO
B子「A子かわいそー、マジ女ムカつくよね?しめちゃう?」

A子「やっちゃう?あいつが消えたら男くんも私に振り向くかも」




男「………(ったく)」




124 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:12:32.59 ID:sFIZLkBMO
A子「ねぇ、女さぁん。ちょっと来てくんない?」

女「え?でも、男くんと……」

B子「いいから来いよ!!」

女「え…ぁ……男くーん!先に帰ってて!好きですよー!」




128 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:15:55.56 ID:sFIZLkBMO
男「……ふぅ」

友「あいかわらず仲がよろしいようで」

男「ん、まぁ…そんなんじゃねえよ。」

友「でもなんかヤバげじゃなかったか?」

男「…ああ。ちょっと行ってくる」




129 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:19:50.03 ID:sFIZLkBMO
A子「あんたさぁ、男くんの彼女でもないのになんで男くんに付きまとってんの?」

B子「マジうぜぇんだけど」

女「好きです。男くんが好きだからです。」

A子「それがうぜぇんだよ」

ボコォ

女「コハァ!!」

B子「出た!A子のグーパンwwwもろに腹いったじゃん」




131 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:22:12.11 ID:sFIZLkBMO
A子「次は顔にいれちゃおっかなぁー」

B子「ボコボコに腫れた顔なんて男くんに見せらんないよねー?」

A子「あんたが悪いんだからね!!」

男「なにしてんだ!!」




135 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:26:07.26 ID:sFIZLkBMO
女「ぉ…とこ……くん」
A子「男くん!?」

男の声に驚きA子の拳は顔を狙ったはずが思いっきり喉元にめり込んだ

女「……ーーッ!?」


男「おんなぁぁぁぁああああ!!」




139 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:31:59.85 ID:sFIZLkBMO
A子「こ、こいつ血ぃ吐いてんじゃん!?」

B子「…やべぇよ!逃げよ!」


男「お前ら!!どこ行くつもりだぁぁぁあ!!」

あまりの怒りに冷静さを失いかけてた男の手をそっと女の手が包み込んだ


女「……ょぅ……ぶ…」

女は痛めた喉で精一杯声を振り絞って「大丈夫」と男をなだめた



140 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:34:51.76 ID:sFIZLkBMO
友「やっぱ俺も気になって来ちゃったよ!どうだっ………!?」

男「頼む!!すぐに救急車を呼んでくれ!!俺携帯教室なんだよ!!!」

友「……な、なんなんだよ?どうしたんだ…
男「いいから!!早く!!」

友「わ、わかった!!」




142 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:39:25.16 ID:sFIZLkBMO
―搬送先の病院―

友「…そうか。そんなことになってたなんて…」

男「最初から俺がついて行ってれば…」

友「仕方ねぇよ…お前もこうなるなんて予想してなかったんだし」

男「いや……A子とB子の話…聞いてたんだ…」

友「…!?じゃあ、どうして?」




143 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:42:39.49 ID:sFIZLkBMO
男「実は…俺と女は…」

友「……」

男「許嫁なんだ」

友「そうだったのか。でも、それならなおさら!!」

男「……今年の正月に初めて知ったんだ」




146 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:46:53.36 ID:sFIZLkBMO
男「親父がいきなりこいつがお前の許嫁だ、って」

男「いきなりクラスメートが許嫁だぜ?」

友「…まぁ戸惑うのは当然だな。それで女ちゃんはなんて言ってたの?」

男「『好きになるかわかんないけど頑張ってみる』って…」
男「『男くんを見てるだけじゃなくて、口に出して好きって言えば好きになるかも』って」




148 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:49:06.03 ID:sFIZLkBMO
男「バレンタインには『もう本気になっちゃった』って」

友「でもお前はまだ悩んでた、それで女ちゃんが連れてかれてるのに動けなかった、と」

男「…あぁ」

ドカァッ!!

男「ってぇ……」

友「女ちゃんの気持ちにこたえてやれなんて言わねえよ!!
でもな!こんな時に女ちゃんを守るのはお前の義務だ!!」

男「気づくのが…ほんの数分早ければ女は………」

友「失ってからじゃ遅いんだぜ…?」

―ブツン―

手術中のランプが消え医師が出てくる




150 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 14:57:03.62 ID:sFIZLkBMO
男「先生…どうなんですか?」

医「なぁに、元々命に別状はなかったよ。ただね…」

男「……ただ?」

医「声帯の損傷がひどい。一時的なものだとは思うが声を失うだろう…」

男・友「!!?」




151 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 15:02:01.62 ID:sFIZLkBMO
―数日後・女の病室―

男「…しばらく声でないってさ…」

女「(コクリ)」

男「ごめんな、俺のせいだよ」

女「(フルフル)」

男「お前は一生懸命俺を好きになってくれたのにな……」

女「――――」

女は必死に口を動かすが、それでも好きですと言う声は出てくれなかった




152 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 15:07:52.35 ID:sFIZLkBMO
男「…ぅひぐ……ごめんな…ごめんな…」

小刻みに震える男の体を優しく包み込んむ女

男「…ありがとう。来週には退院して学校行けるからな。」
女「(ビクッ)」

男「やっぱり怖いよな。でも大丈夫。今度はずっと俺が一緒にいてやるから」

女「……コクリ(///)」




153 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 15:10:36.28 ID:sFIZLkBMO
―二人の登校―

男「おはよ」

女「(ニコッ)」

男「行こうか」

女「(コクリ)」


ザッ…


女「!?」
男「お前ら!!」




155 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 15:13:43.25 ID:sFIZLkBMO
2人の前に突然現れたA子とB子

女「(ガタガタガタガタ)」

男「…何しに来たんだよ!お前らのせいで女はっ!!」

A子「友に全部聞いたよ……ごめんなさい女さん!」

B子「ごめんなさい!」




156 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 15:16:28.84 ID:sFIZLkBMO
男「あやまったら女の声がもどんのかよ!!」

ギュッと男の制服の袖を握りしめる女

女「(フルフル)」

男「……女」

A子「許してくれるの?」

女「(コクリ)」





157 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 15:19:59.63 ID:sFIZLkBMO
A子B子「本当にありがとう!もうぜったい何もしないわ!じゃあね!」


男「女……どうして…」

携帯を取り出してポチポチと何かを打つ女

『あの2人も男くんが好きだから、だからきっと本当は良い人』

突きつけられた携帯のディスプレイを見て男が涙が溢れた




158 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 15:24:29.08 ID:sFIZLkBMO
―1週間後・病院―
男「いつごろになれば声が戻るんですか?」
女「……」

医師「怪我は完治しています。おそらく怪我をしたときの強烈な恐怖とストレスが原因かと…」

男「それじゃあ…」
医師「いや、望みはあるよ。何かその恐怖とストレスを払拭するすべがあれば…」

男「そうですか。ありがとうございます」




159 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 15:29:23.16 ID:sFIZLkBMO
―友の家―

友「そうか…ストレスと恐怖ね……」

男「本当に神頼みするしかない状態だ」

友「もう女ちゃんの『好きです』が聞けないのか」

男「―!?」

友「明後日は俺たち卒業式なのにな…」

男「それだ!!」

友「はぁ?」

男「俺はこの可能性にかけてみるよ!じゃあな、俺帰るわ!」





161 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 15:33:37.31 ID:sFIZLkBMO
―卒業式―

アナウンス「これより新ジャンル学園第27期生卒業式を始めます」

パチパチ

男「(名簿では俺の次は女…)」

A組担任「…渡辺さん」

渡「へ、あ?はぁい…」

男「(もうすぐだ)」




174 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:03:45.72 ID:sFIZLkBMO
B組担任「えー、卒業証書授与されるもの・・・男くん」

バッと勢いよく立ち上がる男

男「先生!すいません、俺にちょっとだけ時間をください!」

一瞬体育館がザワザワとなるが男の声が無理やりそれをかき消した

男「おんなぁ!!」




176 :愛のVIP戦士:投稿日:2007/03/03(土) 16:08:54.05 ID:sFIZLkBMO
男「ごめん!!俺、女がこんなんになるまでお前の大切さに気づかなかった!!」

友「男・・・」

男「女が当たり前のように言ってくれてた言葉が聞けなくなってやっとわかった!」

女「(ドキドキ)」

男「きっとここじゃなきゃ意味がないと思う!」





177 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:13:26.70 ID:sFIZLkBMO
教頭「君は何を考えているのかね!!!!」

男「うるせぇぇぇぇぇえええええ!!!!!!!卒業式よりこっちのほうが大切なんだよ!!」

教頭「君は今すぐここからでていきんくぁwせdrftgyふjきおlp;@」

友「黙ってろよハゲ!」
教頭のくちを塞ぐ友

男「(ありがとな・・・友)」




178 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:15:31.38 ID:dW5/ee+v0

友ww

>教頭のくちを塞ぐ友

マウストゥーマウスかとオモタ



180 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:19:08.40 ID:GdoMF7+C0
>>178
ねーよwwwwwwwwwwこの場面で吹かせるなよwwwwwwwwwwwwwww




181 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:20:57.29 ID:lgo8YatSO
>>178
午後ティー返せwwwwwwww


184 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:24:21.03 ID:9TG5XWuBO
>>178
お前もうしゃべんな
誰かこいつの口を塞げ!




185 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:25:39.39 ID:GdoMF7+C0
>>184
把握した。

俺がこいつの口を……塞ぐ……。



187 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:27:34.02 ID:mC8VOw5Q0
>>185
口封じ乙www



188 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:27:57.39 ID:GELJwMZI0
>>185
マウストゥーマーーウス!!!!




179 :愛のVIP戦士:投稿日:2007/03/03(土) 16:19:03.28 ID:sFIZLkBMO
男「女が今まで俺に当たり前のようにかけてくれた言葉・・・今度は俺から女に送るよ!!」

男「俺は女のことが好きです。大好きです!!」

女「(こくり)」

男「女!!まだまだ頼りないけどこれからは俺が女を守っていく!!」

男「だから・・だから・・・もう一度だけ・・・・・女の声を聞かせてください!!!!」





183 :愛のVIP戦士:投稿日:2007/03/03(土) 16:23:56.75 ID:sFIZLkBMO
女「――――ッ!!」

無常にも悲痛なかすれた音だけしか響かなかった

男「・・・畜生」

男の隣にいるはずの女が、男にはとても遠くにいるように思えた。
と、同時に大粒の涙があふれた






191 :愛のVIP戦士:投稿日:2007/03/03(土) 16:32:24.47 ID:sFIZLkBMO
声をうしなってから女はよく気持ちを体で表すようになった。
暖かく包み込むように女は男を抱きしめた・・・

女「・・・・ぅ・・s・・・じゃ・・・・なぃ・・ょね・・・」

男の耳もとで男にしか聞こえないくらいのとても小さな、だけどとても強い言葉が響いた

男「!?・・・お、女・・・・・・・」

女「私も・・・・好きで・・・す・・お嫁に・・・し・・て・・くだ・・・さぃ・・」




193 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:35:31.90 ID:mC8VOw5Q0

>>191

キタ━━━川 `~` )||●´ー`) `.∀´)~^◇^) ´ Д `)O^~^) ^▽^) ‘д‘) ´`) ’ー’川 `▽´∬o・-・)ё)━━━!!!!!!!!!!!!




194 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:36:40.30 ID:GdoMF7+C0
全米が泣いた




195 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:39:12.05 ID:9TG5XWuBO
やばい、今すごく涙腺緩みまくり



196 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:39:29.77 ID:dW5/ee+v0
>>191
まってやした!!
正直お騒がせしてスマンカッタorz



198 :愛のVIP戦士:投稿日:2007/03/03(土) 16:42:00.65 ID:sFIZLkBMO
女にしか聞こえない小さくて力強いプロポーズ

男「一生・・俺が守るよ!」

男は一言だけ呟くと女にそっとキスをした
他の卒業生や教師がどんな顔をしていたかなんて知らない
きっと友が後で笑いながら教えてくれる

これからは当たり前のようにう女が『好きです』と俺に言い

ちょっと照れながら俺が『好きです』と返す

きっとそんな生活が待っている

毎日毎日、聞いても聞いても飽きない

たった一言の2人をつなぐ大切な言葉 

   『好きだよ』 『好きだよ(///)』


     完





201 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:44:51.11 ID:GdoMF7+C0

乙!

久し振りに新ジャンルで来たな。




203 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:45:44.34 ID:uS5yZu/R0
乙!
これは・・・いいよ、うん。かなりいい



204 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:46:06.59 ID:lUtws21n0

スレタイを見たときはここまでの感動は期待していなかった…




205 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:46:35.75 ID:VhrU7G+H0

こ れ は 俺 の ロ グ 保 存 リ ス ト に 載 る



206 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:46:56.88 ID:mC8VOw5Q0
>>202


よかったっす。




207 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:47:03.16 ID:GdoMF7+C0
>>202
楽しませてもらった( ^ω^)

>>196はお仕置きだな。……あとでウチに来い。




208 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:50:33.85 ID:9TG5XWuBO
>>202
本当に心から、乙
この正直クサすぎる展開がツボで大好きだ。




209 :愛のVIP戦士:投稿日:2007/03/03(土) 16:53:31.80 ID:sFIZLkBMO
後日談

友は教頭への暴力行為で卒業取り消しとなり留年しました。



210 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:54:53.44 ID:GdoMF7+C0

>>209

アッー!

不意打ち喰らったwwwwwwwwwwwwwww




211 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:55:30.43 ID:mC8VOw5Q0
>>209
男と友情でつながってる友に感動w




212 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/03(土) 16:57:52.69 ID:9TG5XWuBO
>>209
ちょwwwおまwwwww





381 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:16:08.60 ID:JibUGfuNO
女「す……きで…す」

男「声、だいぶ治ってきたな。俺も好きだよ(///)」




382 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:20:33.52 ID:JibUGfuNO
卒業式から2週間
俺と女は毎日同じことを繰り返している。

女はかすれた声で
「好きです…」
と言い

俺は日々はっきりしてくる声に耳を傾け
「好きだよ」
と返す





385 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:29:20.61 ID:JibUGfuNO
大学進学が決定していた俺たちは生活力がないため籍を入れることはしていないが
晴れて婚約という形になった。


男「明日は病院だな。女の回復ぶりに先生もきっと驚くよ」

女「…好き…です」

男「俺も好きだよ」

男はそっと女を抱きしめる。
しかし、二人の愛を確かめあえる時間が残りわずかだということを二人はまだ知る由もなかった




387 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:33:00.23 ID:JibUGfuNO
―病院―

先生「うん!順調そのものだよ。おそらく来月の中頃にはきっと元に戻っているよ」

男「ゴホッゴホッ、ありがとうございます先生!」
女「あ…りがと…う…」

先生「ん?男くん、風邪かね?気をつけたまえよ。彼女を守れるのは君だけなんだからね」

男「はい、ゴホッ」





388 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:38:01.46 ID:JibUGfuNO
―男の部屋―

女「だい…じょうぶ?」

男「ん、ああ。ちょとタンが絡むだけだよ。心配すんなって」

女「…好き…だから…」

男「うん、俺も大好きです」

その夜、二人は初めて体を重ねた…
そっとやさしく、お互いを壊さぬように。
新たな命の始まり信じて、何度も愛し合った…





389 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:43:12.88 ID:JibUGfuNO
―数日後―

女「好きです」

女の声はほぼ完治していた。
医師の予想を遙かに上回るスピードで。

何かに追われるように…

男「ありがとう…ずっとその声を聞きたかった…好きだよ」
男「ゴホッゴホッ………?!」

女「大丈夫?」

そっと女に背を向けて男は「大丈夫だよ」とこたえた。

鮮血に染まった両手を必死に隠しながら…





390 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:43:46.33 ID:OcztH+jLO
>>388
だめだよ?
鬱エンドはだめだからね?



391 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:44:52.20 ID:IcybVLFa0
>>389
鬱はやだよ?




392 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:48:56.82 ID:JibUGfuNO
―病院―

男「どうですか…」

先生「…はっきり言って良いのかい?」

男「…はい」

先生「うむ……すまん。手遅れだ。」

男「詳しくお願いします」

先生「この病気は日本ではほとんど例がないんだよ。処置のしようもない。おそらく持ってひと月…
いや、2週間くらいだろう」

男「……そうですか」

先生「怖くないのかね?」

男「俺には女がいます!だから、女のために残りの命を使いきるまでこわがってる暇なんてないです」




394 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 02:53:21.95 ID:JibUGfuNO
―女の家―

男「……と言うわけなんだ」

女「…どうして?」
男「しかたないさ。でもまだ二週間はあるんだ。最後まで付き合ってくれよ」

女「好き……好き…好きなのに……なんで…?」

男「……ごめん」

二人は事実から目を背けるようにお互いを激しく愛しあった。
男は最後に生きた証を残すために…
女は男が生きた道を照らすために…




399 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 04:07:55.94 ID:JibUGfuNO
日に日に男の体はやつれていった
食欲はあるのに体がそれを受け付けず
食べては吐き食べては吐きを繰り返していた

男「女の作るお粥はおいしいな。この味好きだよ」

女「……はい。」

女は毎日看病を続け、回復を祈った

『明けない夜はない』

誰かが言った

女は知らない

夜の明かし方を…




402 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 04:18:58.25 ID:PP+lqQeQ0
(lдl)




405 :再びトイレから: 投稿日:2007/03/04(日) 05:33:12.83 ID:JibUGfuNO
―病院―

女「男くんを治してください。好きなんです」

先生「彼の病気はまだ研究段階なんだよ。安易に治せるものじゃない…それに」

女「男くんを治してください……好きなんです…大好きなんです……」

先生「彼は手遅r
女「治してください!!好きなんです!!!!!」

先生「……時々、君たちが羨ましくなるよ
絶望の淵で尚相手を思いやれる
彼を心から愛しているんだね…」

女「…好きです!」
普段は弱々しく見える女がとても強そうにみえた
必死に弱さを隠そうとしていた

先生「…世界中からこの病気のありとあらゆる資料を取り寄せる。
やれるとこまでやってみよう!」

女「!!…はい!」





415 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 08:09:49.77 ID:JibUGfuNO
―男の家―

女「男くん…好きです…」

男「うん…俺も好きです(///)」

女「今度は私が支えます…私が助けてみせます!」

男「…お、女」

以前の弱々しく見えた女の変化に男は多少の戸惑いを覚えた。
しかしそれ以上に頼もしく思えた。




418 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 08:15:19.81 ID:JibUGfuNO
男「…女、ごめんな。俺を支えてくれ」

女「好きです。だから任せてください」

男「でもさ、最悪の時も…
女「大丈夫!助けるから!」


男は言葉をさえぎられたことに淡い喜びを覚えながら
女のおなかを見つめていた




419 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 08:31:54.01 ID:JibUGfuNO
―数日後―

男「ゴホッゴホッ……」

女「男くんッ!?」

突然血を吐き倒れる男


しばらくして男は救急車で病院に運ばれた




421 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 08:39:07.70 ID:JibUGfuNO
―病室―

女「……男くん…好きだよ…お願い……目を覚ましてよ…」

男「………」

バタン

先生「…女ちゃん、できる限り調べてみたよ」

女「それで!?」

先生「とても難しいオペだが、奇跡的に回復した例が2つみつかったよ」

女「それじゃぁ!!」

先生「ああ…可能性はある」





422 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 08:47:47.17 ID:JibUGfuNO
先生「しかし、時間がない。今日の午後にはオペを始める」

女「それで…男くんが助かるなら……」

先生「これだけはわかってくれ…彼の生存確率は10%以下だ」

女「お願いします……」





423 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 08:48:39.96 ID:qO+pJhj60
なんという午後ティー・・・。




424 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 08:52:22.73 ID:JibUGfuNO
―手術中―

女「お願い………男くんを…守って……」

タッタッタ…

友「ハァハァ……始まってんのか…」

女「友くん……男くんが……男くんが…」

友「しっかりしろ!!女ちゃんがあいつを支えてやるんだろ!?」

友「あいつうれしそうに電話してきたよ!自分が病気なのに……女ちゃんが…支えてくれることが嬉しくて……しかたないって……」





425 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 08:56:01.06 ID:JibUGfuNO
女「……ぅう…ひっぐ…」

女「うん……私が男を……守る!!」


11時間にも及ぶ大手術…
男の意識は未だ戻らない




432 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:10:33.57 ID:JibUGfuNO
―病室―

男「………」

女「……好きです」

男「………」

女「…大好きです」

先生「手術は成功したんだ。後は彼の気力次第だ…。」

女「……はい」

先生「彼には…まだ仕事が残っているんだからね…」

女「…?」





433 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:13:22.75 ID:JibUGfuNO
―その夜―

男「好きだよ」

女「好きです」

男「大学を卒業したらすぐに結婚しよう」

女「…はい(///)」

男「好きです」




435 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:16:38.31 ID:JibUGfuNO
女は看病に疲れ男のベッドにもたれ掛かって眠っていた…

男「……好きだよ」

女「…う~ん……」

男「……ごめんな…」

女「……う~……んん?」





436 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:19:19.50 ID:JibUGfuNO
男「起こしちゃったか?」

女「……!?男くん!!いつから!?」

男「おいおい…騒ぐなよ……誰か来たらどうするんだよ」

女「…でも、先生を呼ばないと…」

男「無駄だよ……俺が一番自分のことを理解している」

女「……え?」





440 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:23:49.20 ID:JibUGfuNO
男「目が覚めたのはほんの2、3分前…」

女「そう…でもやっぱり先生を…」

男「時間がないんだ。たぶん次に意識が途切れたらきっと俺は…
女「やだよ!……好きです…大好きです……だから……私の前から消えないでください!!」

男「……ありがとう。でも、神様はやっぱりそれを許してくれないみたいだ
そのかわりに少しだけ時間をくれたんだと思う」




441 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:24:34.24 ID:qO+pJhj60
鬱エンドフラグktkr。これは間違いなく俺を泣かす。



442 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:29:53.71 ID:JibUGfuNO
女「……ぅ……ひく……」

男「なぁ、女。俺は結局この先女を幸せにできないみたいだ。けどな一つだけ…お前を幸せにしてくれる可能性を君にプレゼントしたんだよ」

女「ぅ……ひっく……プレ…ゼント?」

男「そう…この先きっと君を守ってくれるよ。
俺の生きた軌跡が、きっと君に宿っているから…」

女「……うん……なんだか…落ち着く……」

男の手がそっと女の腹部をさする
その手をあたたかく女が包み込む…




443 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:30:51.35 ID:Oc3x6B4U0
妊娠フラグktkr



445 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:34:57.09 ID:JibUGfuNO
男「きっと……もう言えないから…最後に………好きです……俺は……幸せだったよ……」

女「私も!!大好きです!!誰よりも!!あなたが大好きです!!」

俺「あり…が……とう……」

男はやつれた顔に精一杯の明るさを出して

女は悲しみに染まった顔に精一杯の優しさを出して


最後の言葉を交わした


「……好きです」




446 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:37:23.59 ID:xacXtXAsO
うわああああああああああああああああああ




447 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:37:57.48 ID:9O2yNUBV0
  ⊂⊃
  (^o^)ノ <人生オワタよー
  (U )
   )ノ
  彡


448 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:38:11.24 ID:IkKP1+490
うわああああああああああああん




449 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:42:17.63 ID:JibUGfuNO
―数ヶ月後―

友「だいぶお腹でてきたね?」

女「はやく…うみたいな……」

友「男もきっと幸せだったよ」

女「…うん」

友「男の子なんでしょ?名前は決めてるの?」

女「あの日から決めていたの」





450 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:45:29.86 ID:wcgN+09hO ?2BP(11)
イイハナシダナー



452 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:47:37.55 ID:9O2yNUBV0
( ゚д゚ )



453 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:48:19.86 ID:JibUGfuNO
男くんが守ると約束してくれた

私が男くんを守ると約束した

そんな二人の生きた軌跡…
そんな二人が生んだ奇跡…

女「この子の名前はね…未来」

友「未来か……良い名前だね」

女「きっと男くんのぶんも生きてくれる」

友「そうだね」




初めまして未来ちゃん

「未来ちゃん、大好きです」

―完―





454 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:49:45.68 ID:Oc3x6B4U0

最後まじで涙腺決壊しそうになった。

GJですた





455 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:50:17.69 ID:wcgN+09hO ?2BP(11)
GJ



456 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:50:25.76 ID:xacXtXAsO
(;∀;)イイハナシダナ-



457 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 09:50:29.72 ID:9O2yNUBV0
GJ



460 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 10:01:19.62 ID:JibUGfuNO
長いことのっとってすいませんでした。
ホントはちょっとした保守がてらのつもりでしたが、ふと書き始めると昨日の続きになってしまいました。

鬱エンドと言われれば否定はしませんが、自分の中ではこれも愛の形だとおもいます。

これで俺の話は本当におしまいです。

昨日に引き続き読んでくださった方
そしてこの新ジャンルを生んでくれた>>1さん

本当感謝します

(`;ω;´)ゝ敬礼



463 :愛のVIP戦士: 投稿日:2007/03/04(日) 10:15:14.69 ID:D2uGNeue0

GJ!乙でした!

涙で画面がよく見えないけど欲望のままに描いてきた(´;ω;`)



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【2009/02/22 14:59】 2ちゃんねる | track back(0) | comment(0) |
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